不妊・内分泌概要 不妊症の検査 不妊治療 医療成績 ひまわりクラス 概算料金 特定不妊治療費助成  
ホーム > 不妊・内分泌 > 不妊治療
不妊治療

タイミング療法
  不妊治療の第1歩は、排卵が毎月正確に起こっていることを確認し、夫婦生活を排卵期に確実に合わせることです。排卵期が近づけば来院していただき、超音波検査にて卵胞の大きさを測定していきます。卵胞は通常18〜20mmの大きさで排卵すると言われていますので、超音波検査にて卵胞が18mm以上になればhCGという排卵を確実に起こす注射を打たせていただきます。その翌日が夫婦生活を合わすタイミングの日になります。注意事項として、排卵日までに4日以上禁欲期間があくように調節していただきます。

排卵誘発法
  排卵障害がある方やタイミング療法で妊娠されない場合には排卵誘発剤を使った治療を行います。排卵誘発剤には内服(クロミッド)と注射(フェルチノーム、パーゴグリーン)の2種類がありますが、個人個人により発育する卵胞の数や発育する速度に差がありますので、その方にあった最適の排卵誘発法を考えさせていただきます。また卵巣の腫れや多胎妊娠といった副作用を常に念頭におきながら治療を進めさせていただきます。

人工授精
  主に運動精子が少ない方やフーナーテストの結果がよくない方に適応されます。排卵期に子宮の中に細い管を入れ、精液を直接子宮の奥深くに注入することにより、卵管まで到達する精子の数を増やす方法です。精液そのものを注入する方法(通常法)の他に、以下の2つの方法があります。
  1. 濃縮AIH:精液と培養液を混合し、遠心分離することによって、精子のみを下層に集め、精子濃度を高くする方法です。
  2. スイムアップAIH:濃縮した精液の上に培養液をのせ、その培養液の中 に遊泳してくる精子のみを集めます。そのため精子濃度はやや低くなりますが、運動率は飛躍的に向上します。
    人工授精1回あたりの妊娠率は約10%とそれほど高率ではありませんが、副作用はほとんどありません。

体外受精・胚移植 胚盤胞移植 二段階胚移植
  卵巣から直接卵子を採取し(採卵)、卵子を培養液の中で精子と一緒に培養して受精させ(媒精)、受精卵が発育した時点で子宮内に戻します(胚移植)。

当院における体外受精のスケジュール
  1. 体外受精を成功させるためには質の良い卵を多く採取する必要があります。そのためには点鼻薬(スプレキュア)と排卵誘発剤の注射を受けていただきます。また術前検査として血液検査(貧血検査、肝機能検査、B型肝炎、C型肝炎、梅毒、エイズ、血液型、止血検査)を行います。
  2. 体外受精を行う前月の高温相7日目より点鼻薬を開始します。原則として月経周期3日目から排卵誘発剤の注射を開始し、注射の開始6日目ぐらいから超音波検査で卵胞発育を観察します。
  3. 卵胞が十分に発育したことを確認したら、点鼻薬は採卵日の前々日の夕食後を最後の投与とし、採卵日の前々日の午後9時30分に排卵を促す注射(hCG)をします。
  4. 採卵日当日の朝(午前7時30分)に来院していただき、(午前8時)より採卵を行います。局所麻酔と静脈麻酔で麻酔しますので、完全に眠ってしまうわけではないですが、十分我慢できるぐらいになります。採卵は約40分で終了します。術後2時間安静にして異常がなければ帰っていただけます。男性は午後2時頃に採精していただき、その後卵と精子を混ぜ合わせる操作を行います。
  5. 採卵日の翌日の朝、受精の確認を行います。結果を午前中にお電話にてご説明します。
  6. 採卵日の5〜6日後の午後3時頃に胚移植を行います。胚移植は約30分で終わり、麻酔の必要はありません。胚移植後2時間安静にして帰っていただくようになります。
  7. その後胚の着床を助けるために、外来でhCGの注射をします。ただし、卵巣のはれや腹水がみられる場合には注射を中止し、内服に変更する場合があります。


▲ページの先頭へ

胚盤胞移植

従来は採卵後2日目に胚移植を行っていましたが、新しい培養液の開発により胚盤胞まで培養し、採卵後5〜6日目に胚移植することが可能になってきました。自然妊娠では胚盤胞の段階ではじめて卵管から子宮に降りてくると言われており、胚盤胞移植はより自然妊娠に近く、そのため着床率も高くなります。また移植する胚の個数を1〜2個に制限することにより多胎妊娠の減少にもなります。当院では原則としてこの胚盤胞移植を全例に行っております。

二段階胚移植

最近の研究によると、移植された胚の刺激により内膜がさらに着床しやすい状態に変化するということがわかってきました。それを応用したのが、二段階胚移植です。まず採卵後2〜3日目に1〜2個の胚を移植し、次に5〜6日目に一番良質な胚盤胞1個を移植します。妊娠率は上昇しますが、多胎率もやや上がるようです。

顕微授精
  運動精子がきわめて少ない場合は、通常の体外受精では受精しませんので、顕微授精が必要になります。顕微授精は、直接卵細胞の中へごく微細な針を刺し、精子を直接注入する方法です。顕微授精を行っても卵の質が良くないと受精しません。受精率は70〜80%になります。顕微授精による妊娠でも奇形率は自然妊娠とほぼ変わりません。

胚の凍結融解
  体外受精で移植する胚の個数を2個以下に制限しますと、胚が余ることがあります。余った胚の中に良質な胚があれば、凍結保存しておいて、新鮮胚で妊娠しないか流産であった場合に凍結胚を融解して移植することが可能です。排卵誘発剤の注射をうったり、採卵する必要がありませんので、肉体的、経済的負担が少なくてすみます。当院では胚盤胞の時期に凍結していますので、超急速凍結法(ガラス化法)という方法で行っております。

▲ページの先頭へ
はじめての方へ

産科
不妊・内分泌
婦人科
女性検診

診療体制
初診・再診の流れ
診察予約
施設案内
教室スケジュール
ドクター紹介新着情報
分娩予約状況
スタッフ紹介
アクセス
基本理念・方針